
こんにちは、これまで3回の帝王切開を経験した主婦ブロガーのさやかです!

以下の悩みがある人にオススメします!
●帝王切開が怖い
●帝王切開って痛い?
●手術の流れや産後の状態が気になる!
帝王切開で出産が決まったら
帝王切開での出産
自然分娩ではなく、帝王切開を選択する理由は様々です。
逆子が治らなかったり、経膣分娩中に赤ちゃんがうまく下りてくることができない場合などが多いですが、私の場合は予定日を過ぎても陣痛が来ず、陣痛促進剤を打っている途中で胎児心拍が弱くなってしまったための緊急帝王切開でした。
また、第一子を帝王切開で出産した後の次の妊娠で自然分娩は可能です。
子宮破裂などのリスクを伴うので、設備が整った高度な医療を提供している病院でなら妊娠経過次第ではVBAC(ブイバック)という経膣分娩にトライできますが、やはりリスクを考えると選択が難しいところとなっています。
帝王切開のメリット
緊急の場合を除くと、帝王切開での出産は事前に手術日を決めることで予定が立てやすくなるというメリットがあります。
夫の休日に合わせることができたり、サポートが可能な身内の都合がつきやすくなります。
また、数字にこだわりのある人にとっては赤ちゃんの誕生日を自由に決められることもメリットの一つでしょう。
帝王切開のデメリット
帝王切開は外科手術になるので、普通分娩とは違って産後の回復にはどうしても時間がかかります。
また、現在の医療の進歩によってリスクは下がっていますが、術後の合併症がデメリットとして挙げられます。
傷口と臓器が癒着を起こすと、程度によっては次の妊娠にも影響を及ぼしてしまいます。
また、手術による血の塊が血管を塞いでしまう血栓症などが挙げられますが、術後すぐに血栓予防ソックスを履くことで回避が望めます。
手術の前日
予定帝王切開の場合、多くはその前日から入院となります。
入院期間は術後のママや赤ちゃんの状態によって変動しますが、一般的には一週間から10日間ほどとなっており、1日から3日間ほどで退院できる普通分娩よりも長いです。
病院によっては胃腸の負担にならない簡単な夕食が用意されることもあるみたいですが、私は予定帝王切開となった二人目以降は手術前日の夜から絶食になり、お茶や水しか口にすることはできなくなりました。
そして、前日の何が一番イヤだったかというと・・・
ずばり、浣腸です!!!!(唐突な叫び)
腸内をからっぽにするためとはいえ、私にとっての病院の浣腸はとてつもなく高いハードルだったのです。
手軽に使える小さなイチジク浣腸などとは違い、あのとんでもなく大きくて長い形状はまさに恐怖の象徴です。
看護師さんにどうにか浣腸をせずにすまないかお願いしてみたのですが、願い虚しく、泣く泣くあの恐怖の物体を受け入れて耐え忍びました。
病院によっては浣腸をしないケースもあるようですが、もしものために知っておいてもらいたいことの一つです。
帝王切開への心の準備
第一子、初めての出産でまさか自分が帝王切開になるとは思っていなかったので、正直に言うと私も戸惑いました。
生まれて初めての出産であると同時に初めての外科手術でもあり、どんなことをされるのかわからないだけにやっぱり手術への恐怖は隠せるものではないですよね。
『お腹を切られるなんて考えられない!』
『めちゃくちゃ痛そうで怖い・・・』
・・・と、私も不安と恐怖でガタガタ震えながら手術室へと運ばれていった記憶が残っています。(笑)
それでも、結果的に無事元気に生まれてきてくれた長男の産声を聴いて顔を見た瞬間には痛みも恐怖も吹っ飛んでしまいました!
普通分娩であろうと、帝王切開であろうと出産に変わりはありません。
お腹の中の赤ちゃんのことを最優先にして自らの体にメスを入れるのですから、母としてこれ以上の誇りはないと私は思います。
ですので、どうかうまく不安な気持ちを切り替えて、できるだけリラックスして赤ちゃんに会えることを楽しみに帝王切開へ臨んでいただきたいです!
帝王切開の手術の流れ
病院によって手術の流れや方針は様々ですが、私が3回のうち2回同じ病院で出産した時のレポを元にまとめたいと思います!

麻酔から始まる手術
帝王切開の手術に用いる麻酔には全身麻酔と、腰椎に細いチューブを通して麻酔液を注入する硬膜外麻酔があります。
私は腰からの硬膜外麻酔でした。
手術台の上で横になり、先生の指示によって腰を突き出すようなイメージで背中を強く丸める姿勢になります。
腰に針を刺されますが、刺される時の痛みは表面麻酔によって軽減されていました。
しかし、腰椎を刺激される痛みときたら・・・「痛み」というよりも、どちらかといえば腰を鈍器で思い切り殴られたかのような衝撃と言った方がしっくりくるかもしれません。
思わず海老反りしてしまいそうな感覚の中、そんな痛みも麻酔によってすぐに感じなくなるので必要以上に怖がるほどでもないかと思います。
麻酔よりも手術前の点滴の注射の方が痛かったという方も多い、と助産師さんから聞いたこともあります。
麻酔が効いてきたらすぐに切開
麻酔液を注入され始めてすぐ、両足のつま先からジワーッと暖かくなってきて麻酔が効き始めます。
麻酔が効いてきたかどうかは胸やお腹に冷たいアイスノンのようなものを当てられて確認され、何度かそれを繰り返して冷たさを感じなくなったところで切開スタートです。
当然、麻酔をしているので切られている痛みは感じませんが、意識がしっかりあるので「切られている」という感覚はあります。(笑)
私の場合は、3回目ではっきりと内臓を触られる感覚と赤ちゃんを子宮から取り出された感覚がありました。
手術自体は30分ほどで終わりますが、次の妊娠を望まない場合に卵管結紮の処置をしたりすると長引きます。
赤ちゃんを取り出してすぐに切開部の縫合が始まりますが、病院によってはその間に赤ちゃんを胸元に抱かせてくれたり、カンガルーケアをさせてもらえたりします。
産まれた直後の我が子との対面、まさに幸せの絶頂です!
『痛みと恐怖に勝ててよかった』、きっとそう強く思えることでしょう。
帝王切開の術後
麻酔による吐き気・嘔吐
手術が終わった後、担架に乗せられて病室へと移動するのですが・・・ここで一つ、大事な注意点があります。
それは・・・移動中は絶対に目を閉じていること!!!です。
なぜかと言いますと、「酔う」からです。
麻酔の影響として、術後すぐに現れる副作用が吐き気と嘔吐なのです。(もちろん個人差あり)
何も知らなかった私は担架に乗せられたままグルグル回る天井を見つめ続け、見事に頭までグルグル回ってしまい盛大なゲロ祭りを開催するハメとなってしまいました。
産後すぐの病室のベッドですることが嘔吐の連発とは・・・なんとも言えない気持ちです。(笑)
万が一気持ち悪くなってしまった場合はすぐにナースコールで看護師さんを呼んで、吐瀉物容器を持ってきてもらいましょう。
また、場合によっては吐き気止めの点滴も追加してもらえるので、あまりにも吐き気が強い時は遠慮無く看護師さんに相談しましょう。
麻酔が切れるまで動けない
術後すぐは赤ちゃんのお世話もできないどころか、寝返り一つ打てません。
当然トイレにも行けないので、手術中または手術前に入れられた尿道カテーテルによる排尿となります。
麻酔が効いている下半身は痺れたまま動かせないのですが、徐々に麻酔が切れ始めたお腹の傷が痛みだしても体勢を変えられないのでその痛みを逃がすことすら難しい状態に。
看護師さんがマメにバイタルチェックに来てくれるので、その時に体勢を変えてもらえるようにお願いしてもいいかもしれません。
痛みとの付き合い方
麻酔が完全に切れると体は動かせるようになりますが、いよいよ切開の傷口が痛み始めます。
くしゃみや咳をしようものなら悶絶は確実なので、帝王切開前後は風邪をひかないように注意しましょう。
痛み止めの飲み薬は術後すぐに出してもらえますし、あまりにも痛みが強い場合は座薬を入れてもらうなどして痛みの緩和を試みましょう。
自分が一番楽な体勢をキープするようにして、もしベッドの下に物を落としたりしてしまっても決して自分で取ろうとなどせずにナースコールして看護師さんに頼みましょう。
それだけ体が多大なダメージを受けている状態だということなので、絶対に無理はしないようにして下さい。
余談ですが、私は3回とも帝王切開からしばらく経って手指の爪が伸び始めて来た頃、全部の爪の表面の一部に横線の窪みができ、その窪み以降に伸びてきた爪がもの凄く薄くなっていました。
しばらくしたら元に戻りましたが、それだけ帝王切開で負った傷が深く、その傷を治すために体の血液や栄養などが傷口に集中していて爪の生産まで追いつかなかったせいだと私は勝手に解釈しています。(笑)
帝王切開って、それほどの「大けが」を負っているということなんですよね・・・。
容赦ない術後翌日

食事、歩行と排泄
術後翌日の朝、ようやく食事が出されます。
病院によっては様々ですが、胃腸に負担が少ない重湯などが一般的です。
私の時は一人目と末っ子の病院では「具なしのコーンスープ」、真ん中の子の病院では「重湯と味の薄い具なしの味噌汁」でしたが、1日ぶりに口にする物は想像以上に美味しく感じました。
食事が問題なくとれたら、次に待っているのは歩行訓練です。
手術の翌日に歩くことで傷口や体の機能の早い回復が望めるからとはいえ、はっきり言って「鬼畜の所業」です。(笑)
尿道カテーテルを抜かれ、看護師さんに介助してもらいながらトイレまで歩いて自力で排尿できれば第一関門はクリアです。
排便は傷の痛みで力むことができないので、便を柔らかくして出しやすくする薬を数日飲んでからになります。
私の場合は、食事をとりながら薬を飲んで3~5日以内に排便できました。
そして、尿意に関してなのですが、私を含めて『術後尿意を感じにくくなった』というエピソードをよく耳にします。
尿道カテーテルを入れていたので術後しばらく尿意を感じることがなく、どうしても感覚が鈍くなってしまうのかもしれません。
もしも尿道カテーテルを抜いた後しばらく尿意を感じないようでしたら、時間を決めてトイレに行くようにするといいと思います。
そのうちちゃんと感覚は戻りますので、ご安心を♪
数日間、お風呂に入れない
外科手術を受けているので、傷口の感染症予防のために術後数日間はお風呂に入れません。
私は痛みの次にこれが辛かった・・・。
自分の体臭で女に生まれたことを忘れそうになりました。
ホットタオルで清拭はさせてもらえますが、根本的な汚れを落とすためにはお風呂は必須。
傷口の回復が進み、医師から許可が下りて初めてシャワーを浴びさせてもらえます。
私は3回とも、術後4日目前後でようやく許可が下りました。
ベタベタになった髪と痒かった頭皮を何度もシャンプーし、全身を洗い流して出た時の爽快感といえば、人生の中でそう多くは経験できないほどですよ!(笑)
それにしても・・・せめてシャンプーぐらいは許していただきたいものです。
術後翌日から子育てが始まる
歩行も排尿もクリアできたら、怒濤の子育てが始まります。
もちろん手術の傷口が痛む中でのオムツ交換や授乳になりますので、ひたすら痛みとの戦いです・・・。

お腹切った次の日から子育てとか・・・鬼?

大丈夫!ちゃんとできますよ!
授乳・オムツ交換・沐浴
授乳
母乳が出てくるタイミングには個人差がありますが、一般的に産後2日~4日ほどで母乳の分泌が始まるとされています。
授乳自体は授乳クッションをしながらだと、傷の痛みはそこまで気になりませんでした。
それよりも、助産師さんの乳首マッサージの方が痛すぎてのたうち回りましたね・・・。
オムツ交換
どうしても屈みがちな作業になるので、中腰の姿勢になるとやはり傷口が痛みます。
オムツ交換をする際のオススメは、ベッドの上ではなくてコット(赤ちゃんを乗せて移動できるベッド)の中です。
身長にもよりますが、コットだとある程度高さがあるので中腰にならずに作業が可能です。
沐浴
沐浴とは、赤ちゃんをお風呂に入れてあげることです。
術後当日は助産師さんたちが沐浴をしてくれますが、ある程度動けるようになると自分でしなければなりません。
病院によって沐浴する環境は様々ですが、どうしても中腰や屈む姿勢で作業することが多いと思います。
私はガッツリ中腰だったのでやっぱり傷が痛くて思うように集中できませんでした。
そんな時も無理はしないで助産師さんに任せるか、面会に来てくれたパパに練習がてら頑張ってもらいましょう。
私は、傷の痛みが引いてきた頃に改めて助産師さんから沐浴指導を受けました。
なので、どうしても傷が痛い時は無理しないで大丈夫ですよ!
まとめ
以上が、帝王切開の大まかな手術と産後の流れでした!
これから帝王切開で出産する予定の方の不安な気持ちが少しでも和らいでくれると嬉しいです。

帝王切開、怖いけど頑張ります!!

母は強し、ですね!元気な赤ちゃんが無事に生まれるよう、影ながら応援させて下さい!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

それではまた、別の記事で会いましょう!!

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